背は伸びる

踵骨骨端症なる成長期に患うものらしい踵の痛み、小学校５年生の娘の悩みであるが背は伸びる一方である。成長の要因は背骨と脚骨の骨端軟骨が性腺ホルモン、成長ホルモン、甲状腺ホルモンの作用で骨が太くなり軟骨の先端が伸びることにより、背は伸びると言われています。いわゆる思春期を迎え始めるころから、成長ホルモンの血中濃度が高くなり、骨が成長ホルモンに作用し背は伸びる。

日本人の平均身長が低い原因は、古来よりの正座の生活による足への負担、今ひとつは食生活（炭水化物の多量摂取）も原因とされている。成長期における不規則な食事や睡眠で、ホルモンのバランスが崩れ成長のメカニズムを狂わせてしまうと、骨端腺なる軟骨で形成される層が閉口してしまい、成長期の背は伸びる要素が無くなってしまうとのことです。

日本人の平均身長は、この数年飛躍的に伸びてきています。正座の習慣も薄れゆく昨今、飽食の時代でもあり栄養素も多量に摂取できる世の中で、日本人も欧米並みになり、ますます若者の背は伸びると推察できます。一方、交通手段の利便性もあって運動能力の低下が問題視されているらしく、適度な運動も成長を促進する要因であります。

成長期の背は伸びる、当然のことと思われるが成長期を脱した者は如何なものか、重力の影響もあると言われていますが、やはり長年の動作や所作の影響もあり骨の形成が変わり、成長のメカニズムが閉ざされ背も伸びにくくなると言われております。身長が伸びる新薬や方法の誕生は、長身に憧れる者の希望ですね。






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